算数の授業で「文字と式」という学習に取り組みました。
わからない数や変わる数をXやYに置き換えて式を立てることで、1つの場合だけでなく、いろいろな場合に式を当てはめて解決できることを学びました。
この学習でみんなががんばったのは、どんな場合でも使える式を考えていくことです。
1つの場面を式に表すことは比較的簡単ですが、どの場面でも通用する式を立式することは難しいです。
子どもたちは条件を変えたり、計算して出てきた答えを確かめたりしながら、文字の式を一生懸命考えていました。
今回のように、考えの汎用性を高める作業は「一般化」とも言われます。
具体的な思考からより抽象的な思考へと発展させていく過程で、数学的思考力の高まることもねらいとしています。