7月19日(金曜日)、1学期終業式を体育館に全校生が集まり行いました。次のようなことを子ども達に話しました。
この1学期は、コロナウイルスのことも心配せず、学習や生活を行うことができました。音楽室からみなさんの歌声が聞こえてきて、歌のある学校は素敵だと思いました。5年生は4泊5日の自然学校ができ、柏原地域では初めて朝来市にある南但馬自然学校で活動しました。登下校については、4月5月は、少し私は心配していたのですが、6月以降は、5・6年生が、責任を持ち、登校することができ、登下校中のいじめはありませんでした。また、今年の1年生は、しっかりと歩くことができると感心しました。
さて、あすから夏休みです。夏休みは、自分を磨くチャンスです。夏休みにしかできない体験をどんどんしてほしいです。例えば、1学期の学習を振り返って難しかったところやできにくかったところをもう一度やってみるとか、少し難しい問題にチャレンジしてみるとか、ぜひ、いろいろな学習に進んでチャレンジしてほしいです。また、自分を磨くのは、学習だけではありません。読書や運動、音楽などいろいろあります。それから、家のお手伝いや地域の活動など、日頃できないような活動にもチャレンジしてみるのもいいかもしれません。ここで、1つだけ地域の活動を紹介します。7月22日月曜日午後1時からたんば黎明館で「藩校と崇広小学校について知ろう」という歴史講座が行われます。藩校というのは、江戸時代のおわりごろ1858年、柏原藩9代藩主織田信民(おだ のぶたみ)がつくった藩の学校で、崇広館という名前で藩邸の敷地内にありました。崇広小学校の崇広という名も崇広館にちなんでいます。明治時代である150年前明治6年2月6日、小学校ができたころは、崇広館小学校とよんでいました。その崇広館のお話を丹波新聞社会長の荻野祐一さんにしていただきます。どんどん参加してほしいです。
それから、東京オリンピックから3年が過ぎ、パリで7月26日からオリンピック、8月28日からパラリンピックが開催されます。みなさんの知っている身近なスポーツをはじめ、ブレイキンなど新しく追加されたものもあります。選手たちがチャレンジしている姿をたくさん見てほしいと思います。
最後に毎回同じことを言います。みなさんの命は一つしかありません。自分の命は、自分で守る。そのために外に出かける場合には、水分補給をしっかりして、熱中症にならないこと、そして、交通ルールをしっかりと守り交通事故のないようにしてください。
9月2日始業式には元気に登校してほしいと思っています。いろいろなことにチャレンジし楽しい夏休みを送りましょう。よろしくお願いします。
地域・保護者の皆さん
1学期の本校の教育活動に対して、ご理解・ご協力ありがとうございました。子ども達にとって、安全・安心で有意義な夏休みになりますよう、引き続きご協力とご支援をよろしくお願いします。