よつば学級の活動~現地研修会~
渋染一揆に学びました
8月7日、よつば学級では現地研修会(校外学習)として、岡山市にある渋染一揆資料館を訪問しました。渋染一揆とは、江戸時代末期、岡山藩領内の被差別部落の人々が、藩の身分差別強化と闘った一揆です。厳しい倹約令のうえに、衣服(渋染や藍染めの着物の強制)や履物(顔見知りの百姓に出会ったら下駄を脱ぐ等)にまで差別を強いられた人々は、力を合わせて藩主に嘆願書を出し、差別的な扱いを変更させたのです。
おかしいと思うことがあれば行動すればよいのですが、時は江戸時代ですから庶民が藩主に逆らうということは、並大抵のことではありません。しかし、人としての尊厳を傷つけられることは、決して受け入れられないものです。
渋染一揆は、今を生きる私たちに、多くのことを教えてくれています。よつば学級生は、当時の人々の思いを肌で感じ、これからの生活に生かしていくことでしょう。
渋染一揆資料館での学習の後は、「日本一のだがし売場」を訪れ、珍しい(古い?)お菓子を購入しながら、楽しいひとときを過ごしました。