校内授業研究会
授業研究会(2年社会科)を行いました
10月20日の6校時に2年1組において、教員の授業力向上の一環として、社会科の授業研究会を開催しました。課題解決型の授業(生徒が自ら問題を見つけ、さらにその問題を解決する力を身につける学習)づくりをテーマに取り組みました。課題解決型学習では、生徒自身が能動的に学ぶため、「思考力が鍛えられる」「知識が定着しやすくなる」等のメリットがあり、これらの力は21世紀を生き抜くために必要な力であるとも言われています。本授業では、私たちの住む丹波市・山南町の実態を知ることから始め、そこから課題を見つけ、その課題解決のための方法を考えました。授業では小グループに分かれて課題を設定したり、相談しながら意見をまとめたりし、その後全体で交流しました。普段は何気なく過ごしていることが多いのですが、改めて見つめてみると、身の回りにはたくさんの課題があり、それを解決することで住みやすいまちになったり、幸せな暮らしにつながったりすることに気づきました。この学習を、昨日の大阪での校外学習や1学期に行ったトライやる・ウィークとも関連付けて、これから本格的に取り組むアントレプレナーシップ学習につなげていきましょう。
授業後は、兵庫教育大学の加藤久恵教授から効果的に課題解決型学習を進めるためのポイントについて講義を受けました。この取組を他教科の授業づくりにも生かしていきたいと考えています。
藤原理沙先生、2年1組のみなさん、ありがとうございました。なお、2年2組、3組でも同様の授業を行っています。