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ニードマーケット出店

ページID:0146001 更新日:2024年11月11日更新 印刷用ページを表示する

丹波布の端切れから伝えたいこと

11月9日(土曜日)3年生委員長会と有志メンバーが、丹波の森公苑で開かれたニードマーケットに出店をしました。

 

ニードマーケット1   ニードマーケット2   ニードマーケット3


今回で8回目の開催となるニードマーケットは、安心安全で本当に必要なもの=「need(ニード)」を必要なだけ買える、をコンセプトにした環境負荷の低減を追求するマーケットのことです。


丹波布を使ったアクセサリーワークショップ
15歳のchallenge
〜丹波布の端切れから伝えたいことがあります〜


をテーマに、生徒たちは、丹波布の端切れを使ったタッセルのイヤリングやコースターなどを販売しました。また、ワークショップでは、実際に、タッセルのキーホルダーやクルミボタンのヘアゴムなどを作っていただきました。


丹波布は、木綿平織の縞織物です。手織りで仕上げられ、絹糸をつまみ糸として緯糸に入れるのが特徴で、藍、栗の皮、こぶな草などの植物染料を用いて染め上げた糸が織りなす縞や格子柄が印象的です。現在は、国指定選択無形文化財/兵庫県伝統的工芸品に指定されています。

 

ニードマーケット4   ニードマーケット5   ニードマーケット6


企画から運営まですべて生徒たちで行いました。それぞれに役割をもち、責任ある分業をしました。また、当日まで、こつこつと作品作りを行いました。当日は販売、会計、ワークショップ、アンケート係などに分担し、接客をしました。多くの方にご来場いただき、用意していたものはすべて完売。「高校生のようですが、どこの学校ですか?」「上手に教えてくれてありがとう」「丹波布をこんなふうに活用できるなんて」など、数多くのお声がけをいただきました。

 

ニードマーケット7   ニードマーケット8   ニードマーケット9


今回の活動を通して、端切れが、形を変え、有効活用でき、ちょっとしたHappyを届けられることを学びました。また、自分たちが住む丹波伝統の丹波布のことを知り、少しでもその魅力を広めることができたのではと思います。


参加した生徒たちも、活動をとても楽しんでいる様子でした。ご協力いただいた皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。