11月17日(金曜日)に兵庫県中学校教育研究会社会科教育研究大会が丹波市で開催され、3年1組が公開授業をしました。
研究テーマは「主体的・対話的で深い学びにつながる社会科授業」です。授業では公民分野「地方自治」の学習において、姉妹都市であるアメリカワシントン州ケント市とオーバン市とのネットワークを20年後いかに継続、発展させていくか、そのために今何ができるのか、という焦点化したテーマで政策提言を考えました。
授業では、大阪教育大学附属池田中学校とオンライン会議をすることで対話的な思考の深まりを促し政策提言を吟味、検討することができました。初めての相手に論理的に伝えるには準備が不可欠であり、また対立に対していかに対策をとるのか、また合意形成に努めていくか、その難しさも学びました。またグローバルな視点から考えることで見えてきたローカルな課題もありました。
それをうけて、翌週21日(火曜日)には実際に、姉妹都市の市長と丹波市市長との定期オンライン会談に3年生が参加させていただきました。5名の生徒が姉妹都市の市長にむけて英語のスピーチや質問をし、姉妹都市への理解とともに交流を深めました。
今回の授業にあたり多くの方々のご協力がありました。本当にありがとうございました。