丹波市の柏原出身の彫刻家、磯尾柏里さんについて、お話を聞きました。
大阪にお住いの西田さんは、柏里さんの生きざまに感銘を受け、より多くの人に柏里さんのことを知ってほしいと、磯尾柏里再発信プロジェクトを3年前から立ち上げられました。
その一環として、本校にも毎年来ていただいています。
今年も、6年生の二クラスにお話をしてもらいました。
柏里さんが、彫刻家になりたいと辛くまずしい時も夢を追い続けた人物であったことと世界の平和を願い、それを伝えるために掘り続けられたことは、6年生の子どもたちに、目標や夢を持ってこれからの人生を歩んでほしいというメッセージになったと思います。
二クラスとも、熱心に耳を傾けて、柏里さんの話を聞いていました。
最後には、「柏里さんは夢をあきらめなかったところがすごい。」「病気で入院していても、続きが彫りたいとお願いし、掘り続けた柏里さんは強い人だと思った。」など、感想を発表していました。
持ってきていただいた柏里さんの一刀彫を興味を持って見ている子もいました。
西田様には、お忙しい中、本校に来ていただき貴重なお話をありがとうございました。
令和8年1月10日から植野記念美術館で「初代磯尾柏里展」が開催されます。
本物の彫刻を見ることができる良い機会です。ぜひ、どうぞ足を運んでみてください。