今の子どもたちは、友だちとの関係づくりが上手でなかったり、社会の一員として生きる上で求められる力が未熟だったりしています。
本校でも、友だちとの間でトラブルが多く、言葉で伝えたら伝わることも伝えられず、誤解を生じさせ、お互いに嫌な思いをしていることがあります。
そこで、神戸市で取り組まれている「育てる教育相談」の手法を、夏休みに研修し、本校でも、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を授業で実施し、どの子もうまく人とつながれる方法を身につけていくことを始めました。
先週は、5年生が実施しました(5年生のページ参照)
今日は2年生と1年生が行いました。
ぶつかったときにうまく「ごめんね」といえるように、まずは先生たちがいろいろなパターンを示して見せます。
先生の一つひとつの演技を見て、子どもたちからは、「『ごめんね』と言ってない。」「もっと大きな声で!」など、うまく言う方法を見つけていきました。
最後は、とても良い「ごめんね」を見せてもらい、満足です。
次は、自分たちが練習する番です。
友だちとペアを組んで、「ごめんね」を何度も練習しました。
このように、みんなが練習して、どの子も「ごめんね」が上手に言えることが大事です。
最後に、友だちの「ごめんね」をみんなで見て、良いところを発表し合いました。
1年生も2年生も、「ごめんね」が上手に言えるようになれば、友だちとのトラブルも少しは減っていくのかなと思いながら、学習の様子を見せてもらいました。
どの子も楽しそうに学びに向かっていました。