今週の社会科の授業では、日本の領土問題について学習しました。
教科書には3カ所の領土に関する他国との課題が挙げられているのですが、この授業では3カ所を分担して子どもたちに調べてもらい、発表してもらいました。
1つずつ先生が教えることもできますが、それでは子どもたちは授業中に話を聞くばかりになってしまいます。
当然、聞くことも大切な学びですが、なるべく子どもたち同士の対話やアウトプットが授業の中で起こるように授業にも工夫が必要です。
今回のように分担して調べ、子どもたち同士で交流することで、結果的に3カ所について学ぶことは同じでも、子どもたちの発言量や活動量は多くなります。
授業のねらいを達成するには、すべての授業でこのような学びが適切というわけではありませんが、可能な限り、子どもたちが主体的に学習に取り組めることを意識して授業に取り組んでいます。