山南中学校の人権学習の会である「さくら学級」には今年61名の参加者がありました。これは全校生のほぼ半数近くの子どもたちが参加していることになり、今まで伝統的に人権を大切にしようと取り組んできた先輩たちの思いが脈々と受け継がれていると思うと大変うれしくなります。
さて、その「さくら学級」ですが、今3回に分けて映画「もののけ姫」を鑑賞しています。(作品が長いので放課後の利用では1回では鑑賞しきれません。)これは映画に描かれている人を通して人権について考えるためです。「もののけ姫」には、日本における歴史的な被差別者を想起させる描写が多くあります。ことしはコロナの影響を考えて現地研修にはいきませんが、見た映画について夏休みには映画をもとに講師を招いて学習する予定になっています。