これはドイツの詩人、ジャン・パウエルの言葉で人生を書物にたとえたものです。皆さんも写真やイラストのページなどはゆっくり読んで、本文はサーと見ていくといった経験がありませんか。
これは人生にたとえると興味のあることや楽しいことばかり追い求めて、普段の生活や勉強をおろそかにしているのと同じことです。本ならもう一度読み返すこともできますが、人生はそういうわけにはいきません。
以前卒業した人で卒業文集にこんなことを書いていた人がいました。「私の3年間は無駄な時間が多すぎたと後悔している。」皆さんも同じような思いをしなくていいように、本を1ページ1ページじっくりと読み込んでいくように、貴重な中学校での1日1日を大切に過ごしてください。