どんなことでもその成果に大きく影響するのは「意欲」であることは言うまでもありませんが、その意欲を高める要素には内発的と外発的の二通りがあります。
内発的とは自らの内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態のことで、興味や必要性を感じて起こるものです。一方、 「~すれば、~が手に入る」など金銭や食べ物、名誉など、外から与えられる外的報酬に基づくものを外発的といいます。
社会心理学者のデジによれば、内発的動機付けには有能感と自己決定感が強く影響すると言っています。
そこでこんな調査結果があります。親子で将来や進路について話す時間が長いほど学習時間も長いというデータです。
これは、将来や進路について話したり、考えたりすることが学習に対する内発的動機付けとして大きく影響しているのかもしれません。
3年生はもちろん、2年生や中学生になった1年生もこのGW期間中、部活の休止していますので一度ご家庭で将来や進路についてゆっくり話されてみてはいかがでしょうか。