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今日の一歩が明日を変える2月43期生ラストコンサート

ページID:0139432 更新日:2024年3月3日更新 印刷用ページを表示する

第43期生ラストコンサート

 
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 毎日の練習は、「一人はみんなのために みんなは一人のために」という考えをベースに、自主性と教え合いそのものを、目的としておこなわれてきたことが、吉見小金管バンドの大きな特徴です。それが、43年間続けられ、地域や各ご家庭に、吉見小金管バンドを経験された方が増え、活動方針を理解してくださっていることが、大きな支えになっています。 そのような周囲からの支援を受けながら、なにより、素晴らしかったのは、43期生である6年生たちです。統合後も、同様の活動が続けられたことは、この43期生なくして有り得なかったと思っています。数々の出来事を凝縮して、音と言葉に詰めた「ラストコンサート」の記録です。

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■みなさん、こんばんは。わたしたち(ぼくたち)のラストコンサートに ようこそお越しくださいました。今日は、金管バンド活動や6年間の学校生活で学んできたことを、音楽と言葉で伝えます。■今日は体調不良のため、ぼくたちと一緒に演奏できない友だちが数名います。その子たちと一緒に練習してきたことを思いながら、みんなでやり切ります。■ただいまより、2023年度、吉見小学校金管バンド第43期生、ラストコンサートを開演いたします。

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■始めに演奏した曲は、『風になりたい』です。友達や先生に自分から聞きに行って、難しいところは何度も繰り返し練習しました。自分から行動することの大切さを学びました。■曲のレベルが少し上がり、5年生も苦労しながら毎日練習していました。教える側の僕も悩んだり、つまずいたりすることもあったけど、どうしたら目標が達成できるのかを考えて取り組みました。曲が完成した時の達成感はすごかったです。

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■次に演奏するのは『風船はいかが』です。最初は音がしっかり出せるか不安だったけど、去年のパートナーが優しく教えてくれました。毎日練習して自信がつきました。今年は、パートナーにどんな練習が必要かを考え、工夫して取り組めました。■この曲を練習していたころは、分からないところがあっても自分から聞くことができませんでした。そんなときに、去年の6年生が優しく「分からないところある?」と声をかけてくれて、教えてくれたのがうれしかったです。だから、私もパートナーの様子を見ながら、必要な声かけをして教えることを意識しました。

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■次に演奏する曲は、「宇宙戦艦ヤマト」です。この曲は、5年生の運動会で演奏しました。速度も速く、タンギングを意識して吹くのが難しかったけど、曲が仕上がるととても達成感がありました。みんなで合わせるととても楽しかった曲です。■この曲を始めたころは、難しくて全然できなかったけど、パートナーがとても分かりやすく教えてくれたから、吹けるようになりました。みんなで合わせると、こんなに盛り上がるんだなと思った曲です。■「宇宙戦艦ヤマト」は個人的にすごくやりたかった曲でした。吉見小の子が吹いていたのを聴いて、やってみたい!吹けたら楽しいかも!と思って聴いていました。そのヤマトをふけるように自分もなり、レベルが1つ上がったかなと思いました。

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■次に演奏するのは「聖者の行進」です。これはぼくたちが初めて練習した曲です。パーカッションのリズムに合わせて、軽やかに演奏します。

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クイズコーナー
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楽器紹介
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■次に演奏する曲は、「アイノカタチ」です。ぼくは、高音を出すのが苦手だったけど、この曲を通して苦手な高音のところを何回も繰り返し練習しました。苦戦したけど、吹けたときはとてもうれしかったです。■高音が多く、しっかり音を出すのが難しかったけど、何度も練習して吹けるようになりました。あきらめずに取り組むことが大切だと思いました。今日は、お客さんが感動するような演奏をしたいです。

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■次に演奏する曲は「ドラゴンクエストマーチ」です。冒険をテーマにした曲で、とても面白い感じの曲でした。6年生にやさしく教えてもらって、かっこいい曲に仕上げることができました。■この曲は明るくて、楽しい曲です。1つひとつの音をはっきり出すためにタンギングを意識して練習しました。昼休みに毎日行っているロングトーンの大切さが分かりました。また、難しいところは何度も繰り返し練習しました。■この曲は、最初から細かいリズムで、テンポも速くて苦労しました。この頃から、自分から6年生や先生に分からないことを聞き、練習しました。自分から行動することの大切さが分かりました。

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■次に演奏するのは、先輩たちの卒業式で演奏した「ベストフレンド」です。これまでの感謝の気持ちをこめて演奏した曲です。5年生だけの練習になり、不安もあったけど、同じパートの人と協力することで完成することができました。■ゆっくりのテンポで難しかったけど、毎日練習するうちに慣れてきました。パートナーと2人で協力して練習しました。今日は、美しい音色で演奏したいです。■卒業式に向けて、5年生だけで演奏した曲です。6年生がいなくて、自分でなんとかしないといけないと思い、声を掛け合いながら練習しました。自分の役割に責任がもてるようになりました。
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■「アイドル」は、ラストコンサートで演奏する曲として選びました。この曲は口の形を変えて音を変えて吹くことが多く、これまで演奏した曲の中でもとても難しい曲でした。ゆづきさんがやさしく教えてくれて、できるようになりました。私も、同じパートの子が困っていると声をかけ、お互いに助け合いながら取組みました。■この曲は音が高く、テンポも速くて難しかったけど、パートナーに教えてもらいながら、毎日こつこつ練習しました。あきらめずにがんばってできるようになりました。■2年間金管をやってきて、最後にみんなで演奏する曲なので、これまでも真剣にしていたけど、さらに真剣に練習に取り組みました。盛り上がれる曲です。かけ声OK・手拍子OKです。楽しんで聴いて下さい。

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■いよいよ最後の曲になりました。最後は、「フレンドライクミー」です。テンポや音の高低が難しく、パートナーの5年生も苦労していました。僕は見本を見せながら教えました。5年生もこつこつと練習することでできるようになった曲です。■この曲は、5年生と一緒に練習した最後の曲でした。よりよい演奏になるように?パートのメンバーでよく話し合いをしました。練習が終わると振り返りをして、次のめあてを相談しながら取組みました。目的をはっきりさせて練習をしたので、より迫力のある演奏ができるようになりました。■この曲は、5.6年生、51人で演奏する最後の曲でした。そのため、「楽しい曲にしよう」という6年生の思いから、この曲を選びました。5年生にとっても難しいところも多く、苦労しましたが、こつこつ一緒に練習をしたので、みんなが吹けるようになりました。

■最後の曲を演奏する前に5年生から、6年生のみなさんにお礼を言います。・・・・・ありがとうございました。

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■5年生のみなさん、一緒に演奏するのももう最後になりました。これからは、みなさんが吉見小金管バンドを引っ張っていってください。■最後に、金管バンドを43年間支えてくださった地域の皆さま、家族のみなさん、ありがとうございました。■吉見小学校で金管バンドに出会い、たくさんの仲間とがんばってきたことは私たちにとって大きな自信になりました。■わたしたちは、金管バンドで得た経験を生かして、これからもがんばっていきます。本日は、ありがとうございました。■曲は「フレンド・ライク・ミー」

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■アンコールにお応えして、吉見小金管バンド伝統の曲、『鉄腕アトム』を演奏します。■今まで金管バンドを支えてくださった方々、今日、会場に来てくださった方々に感謝を込めて演奏します。今まで本当にありがとうございました!
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 本当のラストコンサート

 
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3月1日 金曜日  体調不良のため参加できなかった児童も揃い、ご家族も招待し、本当のラストコンサートがありました。「聖者の行進」「アイドル」を演奏しました。それも、これも、あれも・・・すべてが、今後の人生の糧になることでしょう。

2年間、毎日、練習を積み重ね、そして今日が最後という日。児童たちは名残惜しそうに音を確かめ、楽器ケースのフックを掛けました。

本日、楽器はすべて、次の年度に向けてクリーニングに出されました。

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スピーチより

 
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12:わたしは、朝、教室に入る時、友だちや先生に、自分から「おはよう!」とあいさつすることをがんばりました。地域の人にも、「おはようございます。こんにちは。こんばんは。」と出会った時に、あいさつができました。あいさつを続けると、自分も相手も気持ちがいいので、続けることができました。

20:ぼくが学校生活で意識したことは、自分で考えて行動することです。友だちと遊ぶ時に、常に相手がいやがることはせず、友だちの気持ちを考えて生活できました。サッカーを一緒にしている時には、ボールがあたった人に「大丈夫」と自分から声をかけました。中学校でも、自分で考えて行動し友だちを大切にしていきたいです。

24:わたしは、授業の時に、先生の話をよく聞いて大事なことをノートに書くようにしていました。分からないところを友だちや先生に聞いて、教え合うこともできました。統合して人数が増えて、先生が来てくださるのを待っているだけでなく、自分から動いていくことが大切だと分かりました。中学校でも続けていきたいです。

15:わたしは、6年生として、下級生に優しく接することを心がけました。そうじの時間には、1年生の教室にそうじの仕方を教えに行きました。困っている子を見つけると、「どうしたの。何かあったかな。」と自分から声をかけるようにしました。今では、仲良く会話ができるようになり、とてもうれしかったです。

16:ぼくは小学校が統合し、新しい友だちと一緒に、色々なことを学んできました。前のぼくはいやになったらすぐにやめたり、自分が思っていることをすぐに口に出したりしていました。けれど、たくさんの友だちに出会い、友だちの大切さを感じて、今は一回冷静になって発言できるようになりました。これからは、できる範囲でみんなのことをサポートできる存在になりたいです。

3:私は金管バンド活動を通して、みんなとつながり、協力することが大切だと思いました。みんなで協力し、つながることで、1つの音楽をつくりだすことができるからです。これからも友だちの様子を見て、自分から行動することを大切にして、みんなと協力していきたいです。

13:ぼくは、金管バンド活動を通して友達と協力して練習するために、自分から声をかけるようにしました。また、毎日練習したことで、最後までこつこつ取り組む力がついたと思います。金管バンド活動はやりがいがありました。やってよかったと今すごく思っています。

16:今までは、自分のことを優先することが多かったけど、金管バンド活動を通して、みんなのことを優先して行動することが増えました。みんなが使う物やパーカッションの楽器の準備や片付けをしたり、5年生にも自分から声かけをしたりしました。

18:ぼくは、鴨庄の時、金管の練習にやる気があまり出ませんでした。でも今は、前にくらべると金管が楽しくなってきました。それは、曲がふけるようになったからです。同じパートの人がていねいに教えてくれたので、わかるようになりました。これからも、何事にもあきらめずがんばりたいです。

26:ぼくは金管バンド活動の始まりの話を先生から聞き、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という思いが込められているとわかりました。そして、43年間続いてきた金管を守ろうと思いました。6年生になってパートナーに教える立場になり、教えるのが難しく困ることもありました。でも、今ではパートナーの子が吹けるようになっているので、安心しています。

23:ぼくは授業の中で、できるだけたくさん自分の考えを伝えることを心がけました。発表している時に、みんなが反応してくれると安心しました。統合して友だちが増えて、授業で色々な人の考えが聞けるので、とても楽しいです。中学校へ行っても、自分から進んで学習に取り組んでいきたいです。

11:ぼくは時間を守ることをがんばりました。特に、教室から移動する授業やそうじの時などに、時計をしっかり見て行動するように心がけました。金管の時には、パーカッションを出す時間がいるので、早めに体育館へ行くようにしました。これからも時間を大切にしていきたいです。

9:わたしは、家庭学習をがんばりました。これまでは、学習の時間が短かったり、家の人に言われてから始めたりしていました。でも、6年生になってから、時間を意識し、自分から進んで取り組めることが増えました。特に「マイノート」では、苦手なところやもっと知りたいことを工夫してまとめることができました。

22:わたしは、最高学年として、みんなを引っぱっていくことをがんばりました。たてわり班活動では、6年生が3人しかいないので、自分から動かないと、みんなが困ってしまうと思いました。だから、自分で考えて、低学年に優しく声をかけるようにしました。たてわり班のみんなで仲良く活動できるようになりました。

13:ぼくは行事を通して、自分に自信が持てるようになりました。運動会では、赤組の応援団長になりました。最初は、少しおどおどして自分に自信がなかったけれど、周りの友だちがフォローしてくれたので、一緒にがんばることができました。これからも、周りを見ながら、自信を持って行動していきます。

17:わたしは人権学習を通して、人権を正しく分かっていないと、人を傷つけてしまったり、相手にいやな思いを与えてしまったりするかもしれないと学びました。相手の立場に立って考えることが大切だと分かりました。だから、中学校で初めて出会う人とも協力して過ごせるように、相手を思いやる優しい気持ちで関わっていきたいです。

5:わたしは、西光寺でお話を聞いて、差別をされることが当たり前だと思っている人がいたことに驚きました。水平社という組織がつくられ、差別をなくそうと立ち上がった人はとても勇敢で、自分や人のことを大切にしている人だと思いました。わたしは、おかしいと思うことがあったら、見て見ぬふりをせずに、声をかけたり注意したりして、人を守りたいです。

8:ぼくが人権学習で学んだことは、人がつながり、みんなで協力することの大切さです。ぼくたちのクラスは、週に3回みな遊びをしています。ぼくはみな遊び係で、みんなが楽しめるように、チームの分け方を考えたり、声かけに気を付けたりしています。4月のころより、クラスのみんなが仲良くなってうれしいです。

6:ぼくは、人権学習を通して、「人それぞれいいところがある」・「人間は尊敬すべきもの」という言葉が大切だと思いました。全国水平社は、差別をなくすために、全国のみんなが協力し、立ち上がって始まったということを知りました。ぼくは、みんなが平等で平和な世界になってほしいので、男女関係なくだれとでも仲良く関わっていきたいです。

7:ぼくは人権学習を通して、相手のことを考えて仲間と協力することが大切だということが分かりました。ぼくが5年生のころ、運動会練習で6年生は常に優しく気づかってくれました。こんな6年生になりたいと思いました。そして6年生になり、最高学年という自覚を持って行動し、自分から相手に優しく丁寧に関わることを心がけてきました。これからも、この経験を生かしていきたいです。

25:ぼくは、みんなのために自分ができることを見つけて行動しました。理科の授業の前に早く理科室へ行って、みんなのいすを出して待っていました。給食の準備では、先に給食台を出しておくようにしました。みんなのために行動すると、自分もうれしくなりました。

1:わたしは、奈良西光寺でお話を聞いて、特に自然のものさしが大切だと知りました。「あそこに生まれているからえらい」や「だれより上」のような人が作った間違ったものさしを使うと、そこからだれかがつらい思いをしたり、差別が生まれたりしてしまうと分かりました。わたしは、みんな同じ人間でたった一つの命だから、平等にみる自然のものさしを大切にしていきたいと思いました。

3:わたしは、西光寺で話を聞いて、人の命を大切にしお互いに尊敬し合うことが大切だと分かりました。自分たちの命は、先祖たちが命のリレーをして、つながってきた命だからです。わたしは、みんなの命を大切にするために、相手の立場に立って考え、人が嫌な気持ちになることは絶対にしないようにしたいです。

4:わたしが感謝したい人は、同じパートの〇〇さんです。分からないところを優しく分かりやすく教えてくれました。1人ではできないことも、2人で一緒にやってみるとできるようになりました。金管を続けることができたのは〇〇さんがいたからです。だから、とても感謝しています。

21:わたしが感謝したい人は、お母さんです。勉強で分からないところがあった時に優しく教えてくれました。困ったことがあった時にも相談したら、「大丈夫」と言ってくれるのでうれしいです。これからもよろしくお願いします。

10:ぼくは先生方に感謝しています。金管では、楽譜が読めず聞きに行くと、優しくていねいに教えてくださいました。授業では、楽しく学習できるように考えて進めたり、分からないところがあると分かりやすく教えてくれたりしました。自分が間違ったことをした時には、きちんと話をしてくださり、気づくことができました。

2:わたしは地域の方に感謝しています。登校する時に、いつも朝早くからついて来てくださいます。「危ないよ。」など、声をかけてくださるので、学校まで安全に登校することができています。学校に着いた時には、いつも「いってらっしゃい。」と言ってもらえるので、「今日もがんばろう!」と思うことができてうれしかったです。