7月17日金曜日、第2回の学校運営協議会を開催しました。
これに先立ち、第1回の学校運営協議会での今年度の取組内容の決定を受けて、7月3日に、第1回の常任委員会が持たれ、その具体的な取組方針の原案が検討されました。
当日は、村上英明会長、校長のあいさつに続き、まず、教頭より、学校再開後の子どもたちの様子、新型コロナや熱中症に配慮した学校の取組や行事について報告をしました。また、4月以降、新型コロナ・熱中症対策として各方面から学校・子どもたちに頂戴した寄贈品についても報告をしました。
引き続いて、常任委員会の原案をもとに今後の取組方針を協議・決定し、その推進を図る実行組織としての「部会」が立ち上がりました。
(1)上久下地域の「自然の遊び場」の活用について
(ア)具体的な「自然の遊び場」
座禅石公園(青田) たかいば(畑内) 川代公園(阿草) 広田の吊り橋の下(青田)
山口神社(上滝) 篠山川の浅瀬(青田) 上久下小学校同窓会の「里山」 など
(イ)実際の活用の仕方
○まずは、学校の地域学習の一環で、児童・教員で現場に行ってみる。
○その際、そこに、地域の方々に来ていただき、遊び方や注意すべき点を教えていただく。
○将来、学校が休みの日や臨時休業となった際にも、児童が安全に遊びに行ける体制が取れるようにしたい。
○学校同窓会の「里山」については、同窓会の役員さんと連絡を取りながら、まず登山道の現況確認を行う。
(ウ)実施に当たっての組織・体制づくり
○集落ごとに、遊び場での活動をサポートする「ボランティア組織」の立ち上げを進める。
○各集落の窓口になっていただける方に、声かけをさせていただく。
○実際に、学校運営協議会として、下見に行くことも必要である。
(2)県道篠山山南線の開通に伴う交通安全対策について
○登校時間については、交通量の大きな変化は認められない。
○大型トラックは、ほとんどが、3月末に開通した南側の道路を通行している。
○学校前の踏切から北太田に至る北側の道路に交通状況については、今後も注視していく。
必要があれば、PTAにも、看板の設置などの対策を呼びかけていく。
○阿草(元気村への進入路)の踏切付近の横断歩道のところも、たいへん危険である。
以前、児童が描いた注意喚起の看板が草で覆われている。現地を確認して対応する。
(3)新型コロナウイルス感染症、および、熱中症にかかる児童への支援について
(ア)7月下旬~8月上旬の登下校における熱中症対策
○下校時に、集落ごとで、保護者でお迎えの当番を組んで対応される動きが見える。
(イ)第2波の襲来時の対応 (再び臨時休業になった場合に備えて)
○児童の「生活リズム」の確保を図るために、夏休みのときのように「朝の顔合わせ」としてラジオ体操
やミニ遊びなどの取組を、各自治会、あるいは、PTAに、学校運営協議会として打診してみる。
(4)地域の方々に学校に来ていただく取組
※地域のみなさんに、学校に来ていただき、学校や子どもたちをさらに身近に感じていただき、学校をより知って
いただくことで、子どもたちとのかかわりの機会を増やしていくことがねらい。
(ア)子どもたちへの学習成果の発表会などへの参観
○本来なら、オープンスクール、運動会、音楽会、学年発表などがあるが、今年はきびしい状況にある。
(イ)運動場の除草作業への支援
○チラシにより地域の方へ募集する。
○8月29日のPTAの整美作業に来ていただいて、子どもたちといっしょに作業いただけるように計画する。
(ウ)新型コロナ対策の放課後の消毒作業への支援
○チラシにより地域の方に募集する。
○チラシ以外にも、地域の組織や人づてに、有志の方を募っていただく。
(5)6年生の思い出づくりについて
○ひとつの案として、『木製の遊具の制作』の企画を進める。
→ ・運動場に、6年生のアイデアや創作を盛り込んだ遊具を制作・設置する。
・地域の人たちが子どもたちといっしょに作っていくという運び方をできたらよい。
・将来、子どもたちが大人になったときに、伝統を引き継ぎ、維持してくれることも期待したい。
(6)実行・推進組織としての「部会」の設置
(ア)「思い出づくり」部会(仮称)・・・6年生の思い出づくり事業
(イ)「学校支援」部会(仮称)・・・・・除草作業・コロナ対策の消毒作業のボランティアの募集・とりまとめ
※それぞれの部会に、学校運営協議会の委員3人ずつが入って、計画・推進をしていく。
(7)今後の日程
○2つの部会 7月28日火曜日 16時00分~
○第2回常任委員会 8月4日火曜日 16時00分~
○第3回学校運営協議会 8月28日金曜日 19時30分~