今年度「校区事業」から「とものわ」に名称を改め、氷上中34名で人権について学習してきました。
今年度の取り組みは、岡山県の渋染一揆資料館に現地学習に行ったことと、「ハンセン病について」「ふつうって何」というテーマで調べ学習をしたことです。
取り組んだ内容を、文化祭でそれぞれ発表しました。
6月の開級式では、「知らないうちに人を傷つけてしまうことがないように、自分から人権について学び、周りに広げてほしい」という話がありました。
先生からの話の中で、「文化祭の振り返りの作文に、“とものわの発表でハンセン病のことを知りました。” と書いている生徒がクラスの中で5人いました。一クラスだけで5人なので、全クラスでは何人になるでしょう。学んだことをたくさんの人に知らせることができましたね。」と、とものわで学び、文化祭で発表したことで人権についての学びを周りの人に広げるという目的を果たすことができました。
人権については、自分から学ぼうとしないと知らないままです。知らないうちに人を傷つけてしまうかもしれません。大人になってからはさらに学ぶ機会が減ります。
来年度も「とものわ」に参加し、人権について学習をし、何が問題なのか学んだことを周りに広げて欲しいと思います。