社会科の学習で先人の苦労や努力を知り、今の生活とのつながりを考える学習をしました。丹波市にも田艇吉さんという方がおられ、現在の丹波市と丹波篠山市の行き来がしやすくなるように、明治トンネルをつくられました。その後、昭和トンネルがつくられましたが、事故等も多かったため、今の平成トンネルがつくられました。同じ峠に3つのトンネルがあることは、全国的にも珍しいようです。
柏原観光協会のガイドさんに案内をしていただき、普段は入ることのできない明治のトンネルを通ることができました。子どもたちも「昔の人がここを通っていたと思うと不思議な感じがする。」「つくられる前はまだ山を登らないといけないのか・・・」と昔の方の努力と今ある生活の豊かさを感じていました。
甲子園球場を構想し、創設された三崎省三さんは黒井の出身の方です。三崎省三さんのことをたくさんの人に知ってもらおうと、地域の方と近隣高校野球部の方で紙芝居を作成されました。その紙芝居を読んでいただきました。甲子園球場のことを知っている児童も多く、黒井の町の方がつくったというすごさに誇らしさと驚きを感じていました。