5月2日(木曜日)
本日の1校時は、道徳の授業でした。本校の道徳の授業では、指導力を向上させるため、1人の教師がーつの教材を担当し、学年の3クラスを順に指導して行くローテーション授業を実施しています。
1年生では、魚類学者でタレントのさかなクンが書いたいじめに対するメッセージ「魚の涙」を通して、社会や集団からいじめをなくしていくために行うべきことについて考えていました。また、漫画で表現された「養生訓」を通して、心と体の健康を考えて生活していくことについて考えていました。さらに、何事も長続きしなかった麻子が初の女性ねぶた師になる夢を抱き、実現していく姿を描いた「夢を諦めない」を通して、夢や目標をもつことの大切さや、目標に向かい、夢と希望をもって着実にやり抜くことについて考えていました。
2年生では、電車の中で転がる空き缶をどうするか迷う主人公の姿を描いた「カラカラカラ」を通して、自ら考えて行動するとはどういうことかを考え、自律的に実行して、その結果に責任を持つことについて考えていました。また、クラスメートの言動を自己中心的だと誤解した生徒の物語「ジコチュウ」を通して、考えや立場の違いを尊重し合うためにどんなことが大切なのかを考え、他者に対して寛容な気持ちで接することについて考えていました。さらに、テニス部の活動方針を巡って対立した生徒の話「テニス部の危機」を通して、集団の一員として、学校生活や集団生活を充実させていくことについて考えていました。
3年生では、挫折を乗り越えて野球部のキャプテンとしての役割を果たす生徒の物語「背番号10」を通して、自分と周りの人々がどのような思いで関わっているのかを考え、思いやりや感謝の気持ちをもって他者に向き合うこについて考えていました。また、柔道・大野将平選手のオリンピックでのエピソード「礼儀正しさとは」を通して、礼儀の意味を考え、礼儀正しい行動を取ることについて考えていました。周囲になじめない生徒と交友をもとうとしながら途中で投げ出してしまった生徒の物語『3年目の「ごめんね」』を通して、自分の行動に責任をもつことを考え、責任ある行動をしていこうとすることについて考えていました。
いずれの授業も、ペアトークやグールプトークを取り入れ、子どもたち同士が意見交換することで考えを深めていました。