11月9日、被爆体験者の近藤紘子さんによる平和講演会を開催しました。近藤さんは、父(故 谷本清さん)の「平和のため、広島のために働けるように・・・」という思いのもと、平和のために活動されています。きょうの講演では、原爆投下直後の状況、原爆を投下したエノラ・ゲイ(アメリカの爆撃機B29)の副操縦士ロバート・ルイスとの出会い、ABCC(原爆傷害調査委員会)での出来事、アメリカの作家パールバックの家で3か月滞在したこと、チェルノブイリの子どもたちのこと、オバマ大統領の広島訪問の意味など、内容の濃い話をしていただきました。
紘子さん、講演最後の言葉:「戦争のない世界を、あなたたち一人一人にゆだねます。」
その思いを私たちが引き継ぐ番です。
紘子さんが手にしているのは、生後8か月で被爆した時に着ていた服(紘子さんの母親が大切に残していたもの)
アメリカのジャーナリスト ジョン・ハーシーの著作「HIROSHIMA」など、講演で紹介していただいた品々