1月24日(金曜日)に命の参観授業を行いました。
「タンタンタンゴはパパふたり」という動物園の実話をもとにした絵本から、性の多様性について考えました。
動物園の雄のペンギン同士が愛し合う様子をみた飼育員さんは、二匹が欲しがっていた卵をどうにかできないかと考えていました。そこで放置されていた卵を二匹のもとに置きました。すると雄の二匹は一生懸命に卵を温め、無事に元気な赤ちゃんペンギンを迎えることができました。
雄のペンギン同士が自分の気持ちを素直に表現したこと。飼育員さんがその二匹を認めていたこと。これらは私たちの生活でも大切にしたい性のあり方です。自分らしくいること、そして認め合える仲間がいることの大切さを、子どもたちも感じていました。
そして「4つの性」について学びました。
(1)心の性:自分の性をどのように思うか
(2)体の性:体の特徴などによって判断される性
(3)好きになる性:どんな性の人を好きになるか
(4)表現する性:服装、振る舞い、言葉づかいなどで、自分をどのように表現するか
性の多様性のあり方を知るとともに、自分の性と向き合い、他者の性を認め合える5年生であってほしいと思います。
命の参観での学びを、これからの学校生活や私生活で活かしてほしいです。