12月6日(金曜日)に福祉見学ツアーとして、丹波市役所・丹波ゆめタウン・コープ柏原に行きました!5年生の福祉教育で学習してきた共生社会について、実際に足を運んでどのような取り組みが行われているのかを勉強しました。
丹波市役所では「丹波市障がい者サポートマイスター制度」についてお話を聞きました。本制度では、お店や会社を利用する障がい者の方に、どのような心くばりのある取り組みができるかを考え、各々の事業所で展開されています。その取り組みが認められた「障がい者サポートマイスターの宣言事業所」が丹波市に6か所あることを教えていただきました。その宣言事業所であるゆめタウンとコープへ見学に行きました。
ゆめタウンでは、ポップアップホールでイベントが行われる際、様々な人が訪れることを踏まえ、ロビーのモニターでゆったりとイベントの様子を確認できる環境を整えておられました。声を出しても大丈夫なロビーで、ホール内の様子を観ることができる工夫を知り、子どもたちは「障がいのある人以外にも、赤ちゃんや小さな子どもがいても観れるね!」等と反応していました。
コープでは、車いす専用の買い物かごについて、車いす体験をしながら学びました。子どもが車いすに乗り、従来通り買い物をすると「買い物かごの置き場がない!」「重たくて大変!」と大変困っている様子でした。そこで、車いすの前方に専用のキャスター付き買い物かごをつけると、すいすい買い物ができました。店長さんのお話では「道具があるだけではなく、その道具を正しくお客様に使っていただくために、お店の人も使い方や対応の仕方を日々勉強しているんだよ!」と教えていただきました。
誰もが気持ちよく利用できるために様々な工夫があることを知り、子どもたちも新たな発見が続く福祉見学ツアーとなりました。
しっかりと学習した後は、年輪の里でお弁当タイム!と、その前に。今日は業間マラソンの日でしたので、年輪の里でミニマラソンをしました!紅葉が残る木々、彩豊かな落ち葉の中、年輪の里内を1周走りました!頭も体もフル回転の一日となりました。
お家の方の愛情がたくさんつまったお弁当をもぐもぐ食べ、ゆめタウンとコープでお買い物をさせていただいたお菓子も楽しく食べました。年輪の里の遊具や芝生でたくさん遊び、楽しい思い出となりました!
2学期の学習や行事で身に着けた力を、3学期以降の学校生活に活かしていきます。