9月18日(火曜日)のオープンスクールでは、2時間目に人権学習をしました。
子どもたちに「あなたにとっての幸せとは?」と尋ねると「家族との時間」、「友だちと遊ぶこと」、「美味しいご飯を食べに行くこと」等、様々な幸せを教えてくれました。
「だれもが幸せになれる社会を」という題材のもと、ハンセン病患者さんの経験に迫りました。子どもたちが日々幸せを感じている体験も、ハンセン病患者さんにとっては当たり前のことではありませんでした。薬を飲めば完治することや触れるだけではうつらないことが明らかになっても、世間からの偏見や差別は続く一方でした。
それに対して子どもたちは、「正しいことを知っておくことが大切だと思った。」、「病気や障がいに関わらず誰に対しても平等に接する気持ちを大切にしたい。」、「温かい心をもって声をかけたい。」等のこれからの生活を意識した意見・発表がたくさんでました。
今日からできることの一つに、まずは「正しく知る」ということがあります。無知が偏見や差別の行動を促すことを学んだ子どもたち。今日持った意見や想いを忘れず、今後の生活での心持ちになることを期待しています。