ドイツの心理学学者「エビングハウス」は人間の記憶力と時間の関係を研究した学者です。その研究の中で「忘却曲線」について次のように述べています。
「4時間後には半分以上忘れてしまい、1日経つと60%程度忘れてしまう。2日経つと70%以上忘れてしまい、その後は横ばい状態であまり変わらない。」
つまり何かを覚えよとする時には最初のうちに簡単な復習をしておくことが効果的だといえます。
そう考えると授業での「振り返り」もその大切さがよく分かります。
ある調査では、時間の長い短いにかかわらず学校から帰ってすぐに机に向かうグループほど成績が伸びているという結果も示されています。
今、緊急事態宣言のため部活動が休止状態にあります。これは社会全体のためしっかりと受け入れないといけません。しかし、それも自分のプラスに変えてみましょう。今なら、帰ってから夕食までには時間があると思います。「夕食前」の時間を有効に使い、自分の力を伸ばしていきましょう。「帰ったらすぐに机に向かう」実践してみませんか。
今の状況を自分の学力を伸ばすチャンスに変えましょう。