夕方、校区の住民とおっしゃる方からお電話をちょうだいしました。
なんでも、朝の忙しい通勤の時に、横断歩道を渡る小学生がいたので、急いでいたが一旦停止して、子どもたちを渡した。ところが、知らん顔して渡っていくので、「どういうこっちゃ!!」と怒りかけそうになった時、全員が横断歩道を渡り終え、そろって自動車を運転するこちらを向いて、お礼のお辞儀をしてくれた。自分の校区の子どもたちのことだけれど、こんなうれしいことはない。一日さわやかな気持ちで過ごすことができた。あんまりうれしかったから、遅くなったけれども電話をさせていただいた。
ということでした。
ありがたいお言葉です。
朝のお忙しい通勤時に、子どもたちのために停まってくださる地域の方々がいらっしゃるからこそ、子どもたちも自然に感謝の気持ちを持つことができているんだと思います。それも、今日や昨日に始まったことではなく、ずぅっーと以前から、停まってくださるおっちゃんおばちゃんがいる。お礼を言う子どもがいる。そういう校区だったのだと思います。お兄さんやお姉さんたち先輩の姿を見て、代々受け継がれてきた上久下らしさだと思います。まさに上久下の素晴らしい伝統!!
私も朝、踏切手前の横断歩道に立っていることが多いです。ほとんどの車の方が、子どもたちの姿を見て、停まって待ってくださいます。ありがたいことです。
また、登下校の時間帯には、それぞれ家の近くから子どもの様子を見守ってくださる方がたくさんいらっしゃる。これもありがたいことです。
先日、市内で交通死亡事故がありました。あってはならないことが起きてしまいました。
もう少し心のゆとりと思いやりの心があったら、と悔しくてたまりません。
それにつけても、最初にお電話を取った時に、お叱りの電話かな?と思った私が恥ずかしくなりました。ごめん、子どもたち!!