今年度初めての授業研究がありました。
今年度は「自ら考え粘り強く学びに向かう児童の育成~単元を通した授業改善に着目して~」というテーマで研究を進めていきます。
めざす教室の姿
・安心して自分を出せる教室
・だれもが進んで学びに挑戦できる教室
・他者とつながる喜びを感じる教室
このような教室の姿を実現させるために、授業力の向上を図っていきます。
さて、今日は5年生の体育科で授業研究を行いました。
体育の学習は、教科書がないので、教材研究がとても大事になってきます。
また、場の設定が児童の活動量にも影響してきます。
今回の単元は、マット運動「伸膝後転、倒立ブリッジに挑戦」です。体育館いっぱいにマットが敷かれています。ただマットを置くのではなく、子どもたちの課題に応じた形や道具も準備されていました。
授業のはじめはエクササイズで、短時間でいろいろな運動に挑戦していました。
子どもたちの表情が生き生きしていて、教室の学習とは違った学び方を楽しんでいるようでした。
いよいよ伸膝後転に挑戦。
自分の課題を分析し、その課題を克服するための練習ができる場所を、自分で選択します。
また、友だち同士でアドバイスをしあって、つながり力も高めていました。
事後研は、体育館で行いました。
グループ討議のあと、丹波市教育委員会から西垣指導主事に来ていただき、本校の研究テーマに絡めて、授業について教えていただきました。
西垣指導主事から、今日の授業について「素直に学び、素直に動こうとする子どもたちの前向きな時間」と言っていただき、今日の学びが、本校の目指す教室の姿に近づいていたことを実感しました。
これからも粘り強く取り組む子どもたちの姿が、いろいろな場面でみられるように、校内研修も進めていきたいと思います。